真言宗 湯舟山 萬年寺

境内のご案内 -境内の見どころ・構造(建物案内)

本堂

本堂は、明治42年(1909年)に建立された歴史ある建物です。

本尊には「不動明王」をお祀りしております。

 

「この不動明王は、言い伝え 」

※↑上記の文章

 

さらに、不動明王の左右には両界曼荼羅が安置されており、これらは平成25年に小武家美惠子氏よりご寄進いただいたものです。

本堂内陣の右側には「青面金剛」および「西国三十三観音」、左側には「弘法大師」を荘厳しております。

本堂は供養の場として、年間を通じてさまざまな法要を執り行っております。お盆法要やお彼岸法要をはじめ、先祖供養、水子供養など、皆さまの大切なご供養の場としてご利用いただいております。

仁王門

当山の山門である仁王門は、朱塗りの美しい二層構造の楼門です。昭和9年(1934年)、弘法大師壱千百年御遠忌の報恩記念事業として、第二世・隆猛和尚が国家安泰を祈念し建立いたしました。

門内一層には、彫刻界の巨匠・高村光雲の高弟である仏師・浜谷西雲による傑作「金剛力士像」が安置されています。高さ七尺(約二メートル)におよぶ楠木造の力強い仁王像は、寺域を守護し、邪を祓う存在として今日まで大切に伝えられてきました。

この像に用いられた楠の大木は、愛媛県越智郡伯方島に生育していたものです。あまりに巨大であったため伐採の際には幾度も困難に見舞われ、怪我人が出るなど不思議な出来事が続いたと伝えられています。これを受けて隆猛和尚自ら伯方島へ赴き、加持祈祷を行ったところ、無事に伐採することができました。

その後、この貴重な材木は海路にて呉へと運ばれ、さらに二河川をさかのぼり当山へと運び込まれ、金剛力士像として生まれ変わりました。

この由来は現在も伯方島に語り継がれており、仁王門とともに、当山の歴史と信仰の深さを今に伝えています。

多宝塔

山門をくぐると、左手に「多宝塔」がございます。

この塔内には、世界平和への願いを込めて、昭和36年(1961年)にビルマ(現・ミャンマー)マンダレー山のウーカンティ管長より奉納された仏舎利と、本尊・大日如来が安置されております。

多宝塔は、昭和40年(1965年)、高野山開創1150年記念事業の一環として、ウーカンティ管長のご意思を受け継ぎ建立されました。世界平和の祈願とともに、第二次世界大戦における戦没者、戦没艦船の英霊、呉市の戦災・水害による犠牲者、檀信徒のご先祖、ならびに無縁の霊を供養するための祈りの場となっております。

なお、大日如来は西方の宮島・弥山の方向を向形いており、納骨された方々の極楽往生を祈念しております。

本塔は昭和41年(1966年)に落慶し、一辺約3.5メートル、総高約12メートルの正統的な木造多宝塔として建立されました。檜造りによる優美な姿と和様建築の意匠、銅板葺きの屋根が特徴で、二階建ての納骨堂の上に建てられています。

その荘厳で美しい佇まいは、「平和都市・呉」を象徴する存在として、多くの人々の祈りを今に伝えています。

鐘楼堂

石段を上がった右手に建つ「鐘楼堂」は、昭和35年(1960年)に建立されました。戦前は山門の二層目が鐘楼として使用されていましたが、戦争の影響で釣り鐘が失われ、長い間鐘の音は途絶えていました。

戦後、檀信徒の強い願いにより新たに鐘楼堂が建てられ、大晦日には参拝者の手によって除夜の鐘がつかれ、新しい年を迎える音色が響き渡ります。

年末年始には、亀山神社へお参りした後、「亀は万年」の縁起にちなむ福徳長寿ロードを通って万年寺へお参りいただくのがおすすめです。

ぜひ鐘楼堂の鐘の音とともに、新しい年の訪れを感じてください。

宅鎮堂(祈願堂)

宅鎮堂は、昭和54年に第三世・教明により再建された祈願のためのお堂です。再建以前にも護摩堂が建立されており、古くから祈りの場として大切にされてきました。
堂内の内陣には、仏師・松久宗琳作による大日如来・不動明王・愛染明王が鎮座しております。また、内陣右側には弘法大師(ゆぶねのお大師さん)が祀られ、訪れる方々の信仰を集めています。
本尊は神仏習合の教えに基づき、大日如来・不動明王・虚空蔵菩薩の三体の仏が一体となり、宅鎮大神として顕現する本地垂迹の姿をとっています。なお、虚空蔵菩薩は令和5年、萬年寺第五世晋山記念事業の一環として、仏師・宮本我休により謹刻され、本地仏が整えられました。
宅鎮堂では、主に各種ご祈願を承っております。毎月10日の大祭をはじめ、正月の祈願祭、節分厄除け、10月の宅鎮大祭火祭りなどの年中行事のほか、会社祈願、個人の厄除祈願、交通安全祈願、安産祈願、人生相談、九星気学祈願、占星術祈願など、幅広いご祈願に対応しております。
皆様の願いが清らかに届く祈りの場として、どうぞお気軽にご参拝ください。

年間の行事の際には数多くの人々でにぎわいます。

主要建造物と見どころ

  • 楼門(仁王門)
    参拝入口に立つ朱塗りの楼門(仁王門)は、威厳ある佇まいを見せています。
  • 本堂
    本尊・不動明王を祀る本堂。御祈願・読経・御朱印授与などを行います。
  • 多宝塔(平和塔)
    昭和40年建立。戦後の復興と世界平和への祈願を象徴する建造物です。
  • 薬医門 / 鐘楼
    境内入口にある薬医門、本堂近くの鐘楼など、静かな佇まいを感じられる建物群です。
  • 境内石仏群
    楼門内や境内各所に点在する石仏が参拝者を迎えます。
  • 稲荷社・地蔵堂
    境内の一角に鎮座する稲荷社や地蔵堂は日々の祈願スポットとしても親しまれています。
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